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  4. 2017.11.27

「AI活用前夜」(第4回)
AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと④ 中小企業こそメリット!~クラウドパートナー編~


前回の記事では、「中小企業こそクラクラウド活用のメリットがある!」ということを、「中小企業のクラウド化にまつわる誤った『神話』」と題して、改めて強調しました。
(記事:「AI活用前夜」AIで遅れを取らないために今すぐ準備すべき3つのこと③)

今回は、第二回目の三番目にご紹介したソリューション企業と会うという点を深堀してみたいと思います。

クラウドサービスを提供している企業は、基本的にどこの会社もパートナープログラムを用意していて、クラウドを最大限活用できる体制を整えています。ここをうまく活用できれば、今までお伝えしてきた「まずは実行!」をいよいよ本格化させることができる、といえるでしょう。

しかし、一口にパートナーといってもいまいちどんな企業が集まっているのかわかりませんね。クラウドサービス提供によって打ち出し方も異なりますし、何よりいずれの企業も横文字が多く正直とっつきにくいというのが本音かと思います。

そんな方には、(クラウドは)SaaSから見ることをおすすめします。

のっけから、とっつきにくい横文字(しかもアルファベット)じゃないか!と叱られそうですが、待って下さい。サースと読みますが、サーズと読む人もいます。語源はどうあれ、要はソフトウェアのことです。これ以上横文字は避けられません。クラウドを使ってしかできない便利ソフトのことを言います。

クラウドはインターネットを前提としており、インターネットからソフトが配信されることで、変更やカスタマイズが容易、費用低減、データが多く蓄積可能など様々な利点を得ることができます。そういったクラウドならではの、つまりインターネットでつながったソフトのことを、SaaS(サース)と言うと、とりあえず覚えて下さい。

実際は様々なパートナーがいますが、具体的なSaaSを提供している会社に絞って見ていき、実際に会っていくことで、自社にどのようなクラウドを構築していけばよいか、段々と見えてくるはずです。

0.ファイルを管理

SaaSの王道です。インターネット上でファイルを管理することで、どこからでも即時ファイルを取得したり、保存することが可能です。また、実際の文書もスキャナーなどを使ってクラウド上に管理するサービスもあります。敢えて言います、クラウド、人工知能(AI)は中小企業の味方です。

1.コミュニケーションを円滑に

代表格はメール機能ですが、その他にも会議予約やカレンダー管理などのソフトも様々なものが現在は存在しています。また、チームでチャットをしたり、グループを作れる社内SNSやメッセンジャー、あるいは遠隔会議用のツールがコミュニケーションを円滑にする効果を上げているので、導入をおすすめします。

2.営業マーケティングの味方

営業やマーケティングのツールは情報量が多く、複雑になりがちですがクラウドSaaSによって異なる営業拠点の管理や顧客とのコミュニケーションが大きく効率化されるようになりました。マーケティングオートメーションとも言われ、ダイレクトメールや営業や顧客管理などのサービスはその代表的なものになります。先の記事で紹介したホームページ作成もここに入ると言えるでしょう。

3.バックオフィスの味方

営業マーケティングと双璧をなすのがバックオフィス分野のSaaSです。経理や人事業務などが主流ですが、ほぼすべての部門のバックオフィスになんらかのサービスが存在していると言っても過言ではありません。また、常設の部門ではなく、プロジェクトチームが使う管理サービスも充実しているため、SaaSは変化の早い現在には欠かせないものとなっています。最近では製造や物流分野などにもSaaSが多く出てきています。

4.ビッグデータ解析

1~3のサービスを使うとデータを効率よく収集することができます。それらのデータを解析するのがこの分野です。その用途はマーケティングから業務効率化、セキュリティまで様々で、ビジネスインテリジェンスとも言われます。まさに人工知能(AI)社会において、クラウドサービス(SaaS)が欠かせないのはこうしたところから来ています。



「AI前夜」に必要なクラウドとSaaSについて、まずは駆け足でご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。AIで乗り遅れないために、今すぐ具体的なサービスを使ってデータサービスに慣れてみてはいかがでしょうか。

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高岡 淳二/株式会社UsideU 代表取締役

執筆者紹介文:

株式会社UsideU 代表取締役 AI(人工知能)、AR(拡張現実)を活用したパーソナルアシスタントサービスを開発し、小売接客販売、空港・ホテルガイド、遠隔看護の効率を向上させるサービスを提供。米国戦略コンサルティング、アリババ株式会社、米国ベンチャーキャピタルを経て、現職。東京大学法学部、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院(MBA)、マコーミック工学大学院(MS)卒業。

会社HP:
https://www.usideu.com/

AI, ARを活用したAIアシスタントやAzureなどを活用した
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