1. 事業革新
  2. 2018.01.29

2018年に注目されるアプリはこれ!App Annie社の市場予測

スマートフォンが登場して10年、今や人々の生活に密着し欠かせない存在となっています。これを支えているのが多種多様なアプリです。ここでは、アプリ市場データを提供するApp Annieが公表した『2018年のアプリ市場を見通す10のポイント』から、アプリ市場の動向について紹介していきます。

全世界で1100億ドルを突破するアプリ市場

アプリとひと口に言っても、情報メディアとしての役割を果たすほか、小売、ファイナンシャル、旅行といった、さまざまなジャンルのものが存在し、次々と新しいものがリリースされています。

App Annieが公表した『2018年のアプリ市場を見通す10のポイント』によれば、2017年10月末現在、iOS App StoreとGoogle Playで提供されているアプリは、それぞれ200万本と350万本を超えているといいます。2017年10月の1カ月間だけを見ても、新作アプリは、iOS App Storeで約5万本、Google Playで15万本がリリースされています。

アプリ市場は2018年も成長が期待され、世界の全モバイルアプリストアを合計した消費支出は1100億ドルを突破すると見込まれています。これは、前年比でおよそ30%増加の試算で、加速的に発展を遂げることが予想されています。

2018年成長が見込まれるアプリ分野は?

ここからは、どのジャンルのアプリが注目され、成長が見込まれているのかを紹介していきます。

■AR(Augmented reality=拡張現実)
2017年に、Pokémon GOやGoogle翻訳で話題となったAR分野は、2018年にはますます進化し、その可能性を広げることで、多くの消費者の関心を引き付けると予想されています。

実際、FacebookやGoogle、Appleといった企業は、これから取り組むAR関連のプロジェクトを次々と発表しており、さらに、Alibaba、Baidu、Tencentといった中国企業も力を入れていくことが分かっています。

とくに、Google翻訳で活用されたような、検索や入力などの手間を削減して利便性を追求しながら、必要な情報を即時に提供できるようなアプリが多く登場し、注目を集めるといわれています。

■動画ストリーミング
動画ストリーミングアプリは、2017年に飛躍的な伸びを記録したジャンルです。前年同期と比べてiOSで85%以上、Google Playで70%以上増えています。このジャンル全体としては2018年も飛躍的に伸びるとみられており、新規参入企業も増えることが予想されています。

大手企業ではNetflix、Apple、Google、Facebook、Snap、Disneyがシェア拡大を目指した活動を行うことが分かっており、新たな展開に注目が集まっています。

■家庭向け音声エージェント
2014年にAmazonがEchoをリリースして以来、注目を集めてきた音声エージェント。2017年は第二世代となるEcho DotやGoogle Home Mini、LINE Clovaなどが日本でも発売されました。今後は、AlibabaやBaiduといった中国企業が参入し、さらに可能性が広がるとともに、低価格化が進む可能性もあります。

■ファイナンス系アプリ
フィンテックと呼ばれる新たな金融テクノロジーが世界中に広がり、個人間でも活用されるようになりました。米国で人気のVenmoは個人間の送金ができることで注目を浴びています。また、モバイルの活用が生活に浸透している中国では、WeChatに代表される多角的なサービスを提供するアプリが台頭しており、今後はさらに広がりを見せると予想されます。

このジャンルは、現金取引が基本でATMを気軽に利用できる日本ではあまり注目を浴びていませんが、海外との取引ではサードパーティ決済を支払いオプションにする日が確実に近づいているといえます。

■小売業のモバイル活用
これまでは、実店舗とネットショップを中心に展開をする小売店は別のものとして区分されてきましたが、その境界線はあいまいになり、ユーザーにとって利便性の高い使われ方が推進されるとみられています。

たとえば、ネット通販で注文したものの受け取り場所として実店舗が使われたり、実店舗での会計にモバイル決済が活用されたりするケースが考えられます。

■配達サービス
フードデリバリー分野は、さらに利用機会が増えることが予想され、市場拡大が見込まれています。日本でも、デリバリースマホアプリ「UberEATS」とマクドナルドが提携を始めており、これによってUberEATS の知名度が向上すれば利用客が増加します。これまでデリバリーを行っていなかったレストランの料理を自宅で楽しむ機会も増えるとみられ、新たな可能性がさらに広がることが予想されています。

出典:App Annie『2018年のアプリ市場を見通す10のポイント』
https://www.appannie.com/jp/insights/market-data/predictions-app-economy-2018/

まとめ

数年前には予想もできなかったサービスが登場していることを見れば、これからも新たなサービスを可能にするアプリがリリースされることは間違いないでしょう。新たな体験を提供してくれるアプリの進化に、今後も目が離せません。

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