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  3. 2018.01.31

世界各国の生活習慣を知っておこう【フィリピン】


フィリピンは近年、経済発展がめざましく、多くのビジネスチャンスがある国のひとつです。アジア圏では珍しいキリスト教国家であり、ビジネス文書は英語でやり取りすることが多いなど、特徴的な文化を持っています。

ここでは、あまり知られていないフィリピンの生活習慣や文化、ビジネスマナーに加え、人気の日本製品などを紹介します。

気をつけるべきマナーとタブー

フィリピンは1900年代後半になっても政治的な混乱という問題を抱えていたため、今でも貧しい国のようなイメージを持っている人が多いかもしれません。しかし、近年では海外企業の進出が増加しており、2012年以降の経済成長率はASEAN主要国の中でもトップクラス。ビジネス上の重要国のひとつとして位置付ける企業も増えています。

フィリピンは長い間スペインの植民地だったため、今もなお、西洋文化を残しているのが特徴です。その典型的なものがチップの文化。ホテルや空港、レストランなどではチップが必要となります。

また、フィリピンを訪れた人が驚くのは、ショッピングモールや交通機関で手荷物検査があること。すべての場所にあるわけではありませんが、必要だといわれれば、スマートに対応するようにしてください。

日常的な部分では、トイレでは紙を流せないことが多くあります。これはトイレが詰まりやすいためで、使用済みのトイレットペーパーは設置してあるゴミ箱に捨てるようにします。フィリピンも日本同様、喫煙に対する風当たりは厳しくなっています。公共スペースでは所定の場所でしか喫煙できませんので、十分に注意してください。

食事やビジネスのマナー

フィリピンのビジネスでは、いかに人脈を探すかが成否を分けるといっても過言ではありません。地道な活動で徐々に人脈を広げるより、決済者につながる仲介者を探す方が手っ取り早いとされています。仲介者がいない場合、何度も足を運び信頼を得ていくしかありませんが、時間がかかることを覚悟した方がよいでしょう。

キリスト教国家であり、クリスマスには仕事上のつながりがある人に簡単な贈り物をします。同じ職場で働く仲間はもちろん、ビジネスパートナーにも贈ることが多いので、欠礼とならないよう注意が必要です。

食事の正式なマナーでは、右手にスプーン、左手にフォークを持ちます。手で食べる文化もありますが、ビジネスで訪れるような場所ではほとんど見かけなくなりました。また、出された食事は必ず残すのも日本と違う点。食べきってしまうと、「料理が足りなかった」という意味になってしまいます。

イベントでは重要なゲストほど遅い時間に到着するようになっています。決して時間にルーズなわけではなく、それが習慣化されているので、自分がゲストとして呼ばれているときは、何時に出向くべきかを確認するようにします。ただし、結婚式だけは事情が違います。この日に遅れてよいのは花嫁だけ。列席者は時間通りに到着するようにしましょう。

フィリピンで人気の日本製品

フィリピンを訪れる際には、人気の日本製品を持参すると喜ばれます。特に人気が高いのがチョコレート。甘いものが好きな国民性があり、キットカットなどは多くの人が知る人気商品となっています。

意外なところでは焼酎に人気があり、魔王や村尾といったプレミアム焼酎の銘柄まで知っている人もいるほどです。契約が成立した際には、プレゼントを送りあうことが習慣化されているビジネスも多く、お酒好きな人には焼酎を送るもの粋なはからいとなります。

その他には、和を感じるものが喜ばれます。和雑貨はもちろん、着物や日本人形、箸や下駄などが人気なほか、招き猫やこけしなども歓迎されます。若い世代は日本のアニメを知っている人が多く、関連グッズをお土産にするのもよいでしょう。ただし、アニメグッズを送る対象は子どもだけ。大人には適していませんので注意してください。

まとめ

さまざまな国の文化、習慣を知ることはビジネスの成功に直結します。フィリピンのビジネスでは仲介者との関係をどう築くかが勝敗を分けるとされています。マナーを知らなかったために礼を欠くことがないよう、注意をはらうようにしましょう。

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