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  3. 2018.02.27

世界各国の生活習慣を知っておこう【マレーシア】


日本の著名人が居住地に選んでいることでも話題となり、今マレーシアに注目が集まっています。南国特有の気候の中に、さまざまな文化が融合するマレーシア。ビジネスでは、どのような点に注意が必要なのでしょうか。マレーシアの生活習慣や文化に加え、人気の日本製品などを紹介していきます。

気をつけるべきマナーとタブー

赤道近くに位置するマレーシアは、熱帯雨林性の気候に属する常夏の国です。マレー系、中華系、インド系、先住民族によって構成される多民族国家であり、その6割がイスラム教徒ですが宗教の自由は認められています。そのため、インド系に多いヒンドゥー教のほか、キリスト教、仏教を信仰している人もいます。

信仰についてはお互いに不可侵の立場ですが、各宗教の教義については尊重されています。服装や食材についての宗教上のタブーが、それぞれに存在することを理解しておく必要があります。

日本と違いマレーシアの生活時間は、全体的にゆったりと流れています。列車やバスの遅れは日常的で、それも数時間単位が普通ですが、怒る人はいません。同様にホテルやレストランの予約の不手際も、珍しくないことを覚悟しておく必要があるでしょう。

イスラム教が主体となっているマレーシアでは、左手は不浄のものとされています。すべての動作で、右手優先とするのを心得ておきましょう。

また初対面の異性とは握手をしないのが、一般的なマナーです。特に男性は不用意に女性に触れないようにしてください。ただし、女性側から握手を求めてきた場合には問題ありません。

その他、各宗教の寺院を訪問する際には、ノースリーブや半パン、ミニスカートなど露出の高い服装はタブーです。院内では帽子やサングラスを外すなど礼儀をわきまえ、粗暴な発言やふるまいは慎みましょう。

食事やビジネスのマナー

イスラム教では豚肉は不浄のものとされ、豚肉を調理した器具や食器などにも触れません。ほかの食材も祈祷によりハラール処理されたもの以外、口にしません。イスラム教徒が同席する際には、十分に注意をしてください。同様に、ヒンドゥー教徒や仏教徒は牛肉を食べません。

伝統的な食事の方法では右手を使いますが、近代的なホテルやレストランは欧米化されており、ナイフやフォーク、スプーンが提供されています。

ビジネスシーンでは、いくつか留意すべき点があります。マレーシアの握手は、そっと触れる程度のソフトタッチです。アメリカ型にぐっと強く握らないようにしましょう。

イスラム教では夜明け、正午すぎ、日没前、日没後、就寝前の1日5回、決められた時間にコーランに合わせて祈りを捧げます。会社訪問や打ち合わせの時間を決める際には、祈りの邪魔をしないような配慮が求められます。脚を組む、腰に手を当てるなど、ついやってしまいがちなポーズも、マレーシアでは尊敬の念に欠ける不遜な態度と受け止められるため注意が必要です。

そのほか、人差し指で指さすのは、悪魔が宿るといわれています。また頭は神聖な場所であり、子どもの頭にふれると成長を妨げるとされています。日本人にとっては深い意味のない行為もタブーとなっている場合があるので、気をつけるようにしてください。

マレーシアで人気の日本製品

ジェトロによると、日本からのマレーシア輸出は電気・電子関連製品が約2割を占めています。高品質で耐久性に富む日本の家電は人気が高く、現地では古い型の日本製炊飯器を目にすることも多いようです。

意外なことに、マレーシア人は日本のたこ焼きがとても好きで、ナイトマーケットやショッピングモールでもよく見かけます。そのため、たこ焼き用プレートやたこ焼きの粉も人気商品となっています。

安全性が高く高品質な日本のコスメ商品は、マレーシアの女性から絶大な信頼を得ています。美白やキメを整える機能性コスメは、日本国内でもおなじみの高級ブランドがよく売れています。

トヨタ、日産、三菱、ホンダ、マツダといった自動車メーカーは、マレーシアでも憧れのブランドです。マレーシアではかなりの高額になりますが、生活費をけずってでもぜひ手に入れたいほど価値を感じているようです。

海外ビジネスにおいても魅力的なマレーシア

マレーシアは東南アジア諸国の中でも、生活インフラが整備されており、ASEANの優等生と呼ばれています。穏やかな国民性と多様性のある文化をもつマレーシアは、海外展開を図る上で魅力的な市場として検討する価値があります。マレーシアはもちろん、さまざまな国の文化、習慣を知ることは、ビジネスチャンスをつかむことにつながっていくでしょう。

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