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  3. 2018.03.30

Alibaba.com 成功企業に聞く(第7回)
揺るぎない信念が成約をつかむ(株式会社国分商会)


ブリヂストン、ダンロップ、YOKOHAMA…。日本には世界に誇れるタイヤブランドが数多くある。
ゴムを主原料として製造されるタイヤは、主に乗用車やタクシー、トラック、バス、はたまた飛行機に至るまで、様々な形に加工・装備され、私たちの生活に欠かせないものとなっている。

使用済みタイヤの再生利用ビジネス

今回取材した株式会社国分商会は、使用済みとなったタイヤの再生利用ビジネスを展開する、業界のリーディングカンパニーである。同社は使用済みタイヤの“3R”—REDUCE, REUSE and RECYCLE—を通じて、地球規模の環境保全を目指している。

具体的には収集してきたタイヤを選別した後、ボイラーの代替燃料用にタイヤを切断加工する「サーマルリサイクル」、歩道舗装材や人工芝のゴムチップ用に破砕加工する「マテリアルリサイクル」、中古タイヤとして再利用する「原型利用」の3つが、同社のタイヤ再生方法だ。

実際に資材置き場を見学すると、まず目に飛び込んでくるのは圧倒的な数の使用済みタイヤ。見慣れた自家用車用のものもあれば、トラックや重機に使われるような巨大なタイヤ、さらにリサイクル用に切断されたものまで、さまざまな種類のタイヤが置かれている。

「工場見学で来る小学生も辺り一面に広がる無数のタイヤに目を輝かせながら喜んでくれます。」と話すのは10年以上タイヤの選別をしている井上氏。「海外のバイヤーの方々にも実際に見に来てもらうことがありますが、おかげさまでタイヤの品質を大変高く評価していただいています。」


 もともと30年近くに渡り海外輸出を手がけていた同社。海外にすでにルートを持っている企業がアリババ ワールドパスポートに興味を持ったきっかけは何なのだろうか?

SNS, 自社サイトを活用して海外ニーズを取り込む

輸出事業の開始と共に着実に売上を伸ばしていた同社だったが、ある地域で大きく出荷量が落ちた時期があったという。

東アジア~東南アジアのバイヤーが、中古タイヤの代わりに中国製の新品タイヤを買い付けるようになったためだ。これに危機感を感じた同社は、中南米や中央アジアなどの地域の取り込み方法を模索し始め、SNS、自社コーポレートサイトの強化をしてwebからの流入を増やすことに注力する様になる。

「24時間365日、全世界からアクセスできるという便利さに着目し、今後はwebを強化していこうということになりました。」

当時、専務付という役職で経営層の近くで業務についていた遠藤氏は当時を回顧する。

とはいえ、SNS、自社サイトに力を入れてもなかなか海外からの受注数が増えない。
何か良い方法が他にないか検討していたところで、BtoBのマッチングサイトAlibaba.comというものがあることを知り、7,700万社のバイヤーが集まるという集客力に賭けてみることにしたのだ。
webの知見と英語力がある遠藤氏を主担当者として、Alibaba.comの運用をスタートする。

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