1. 営業を強化する
  2. 2019.05.24

コスト削減にもつながる? 製造業の営業アウトソーシング活用事例


営業アウトソーシングとは営業業務をアウトソースすることであり、営業代行とも呼ばれるサービスの一つです。

製造業の企業のアウトソースはITなど、専門的な技術が必要とされる業務で活用されるのが一般的です。
しかし営業力の強化を目指すなら、営業アウトソーシングの活用は検討しておきたい選択肢の一つでもあります。
そこで本記事では、製造業の営業アウトソーシングの活用事例について紹介します。

営業アウトソーシングで依頼できる業務とは

営業アウトソーシングとは営業活動におけるアポイント獲得や、契約に関する交渉を代行してもらうことができるサービスです。
営業アウトソーシングではなく、営業代行としてサービスを提供している企業もありますが、依頼することでプロフェッショナルな営業力を持つ人材を活用することができます。

具体的に依頼できる業務としてはリスト作成、アポイント獲得のためのテレアポ代行、訪問営業代行による契約の獲得などがあります。

また既存顧客に対するアフターフォロー業務を依頼することもできるため、新規営業に限らず人材不足によって営業のリソースが不足してきた際にも活用することができます。
近年では営業アウトソーシングとして、WEBマーケティングによるプロモーションを依頼することもできます。

SNSを駆使したブランディングについても、自社で取り組むのではなく営業アウトソーシングに依頼するという選択肢もあります。

成果報酬ならローリスクで利用可能

営業アウトソーシングの報酬の決定方法は大きく分けて二つあります。
それは成果報酬と固定報酬です。
業務をアウトソーシングとして依頼する場合、労働時間や作業内容からある一定の報酬額を決定する固定報酬を採用するが一般的です。

しかし営業アウトソーシングの場合、数字として他の作業よりも結果が数値化されやすいため成果報酬としてサービスを提案してくる企業も少なくありません。
本当に強い営業力がある営業アウトソーシングの企業なら、成果報酬でもしっかりと利益を確保することができるからです。

また依頼する製造業の企業からすると、成果報酬であれば成果が確定してから支払いが発生するためローリスクで営業アウトソーシングを利用することができます。
優秀な営業担当を自社で育てるのは簡単なことではなく、せっかく育てた人材も他社へと移ってしまうリスクは常にあります。

ところが営業アウトソーシングなら自社で営業力がある人材を育てるコストや離職のリスクを減らすことができます。
そして営業アウトソーシングなら、無駄なく必要に応じて営業力を活用できるという特徴もあります。
 

製造業の営業アウトソーシング活用事例

営業アウトソーシングの活用方法は、どのような業務を依頼するのかによって大きく異なります。
営業アウトソーシングに依頼できる業務範囲は広く、リアルな営業活動だけでなくWEBマーケティングまで任せることができるからです。

また製造業務におけるアウトソーシング活用は、製造業の多くの企業が実施している取り組みでもあります。
ではここからは製造業の企業が実際どのように営業アウトソーシングを活用しているのか、その事例を見ていきましょう。

【事例1】販売・メンテナンス業務において営業アウトソーシングを活用

LEDイルミネーションシステムなどの設計、開発、製造を主な事業とするF社では、販売やメンテナンス業務において営業アウトソーシングを活用しています。
同社は社内における技術開発に資源を集中させることを目的として、営業アウトソーシングの導入を決定しています。

また同社は販売、メンテナンスの営業をアウトソーシングするだけでなく、生産業務については大手メーカーにOEM委託しています。
OEMを受託する企業はスポットを得意とするのか、継続的な生産を得意とするのか得意分野が異なります。

そのため同社では事前リサーチに入念に取り組んだ上で委託する業者を見極めています。
このような取組の結果として同社では、社内のリソースを技術開発に集中させることに成功しています。

【事例2】アウトソーシングを活かして技術開発と生産の特化した事業体制を構築

工業用電気ヒーターの製造・販売を手掛けるD社は、アウトソーシングの活用によって技術開発と生産に特化した事業体制の構築に成功しています。

同社がアウトソースした業務は、難削材部品の加工。
販売に関する業務は顧客ニーズ把握の目的もあり社内で行う決断をしていますが、製造業務における難削材部品の加工を外部業者にアウトソースしています。

同社が上記決断をした背景には受注量が一定ではなく、時期によってばらつきがあることが関係しています。
受注は一定であれば雇用を増やすことも検討できますが、いつも同程度の受注がなければ雇用を増やす決断をはできません。

同社は必要なタイミングにおける外部資源の活用を主な目的として、難削材部品の加工をアウトソースしています。

まとめ

製造業の企業が営業アウトソーシングを上手く活用すれば、特定の業務に社内の経営資源を集中させることができます。

営業業務やマーケティングをアウトソースすることで、製造業にとって重要な開発や生産以外で必要となる経営資源を抑えることができるからです。

またアウトソーシングを提供する企業は得意とする分野がそれぞれに異なるため、業務をアウトソースする際は、委託先企業を見極めることが大切です。
そして確保できた経営資源をどのような業務に資源を集中させるのか、慎重な経営判断が必要になるといえるでしょう。

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斎藤 千也/ライター

執筆者紹介文:

兵庫県出身のライター(フリーランス)。
会社員時代は主に人材派遣業界で営業や管理職として勤務。
2015年からライターとしての活動を開始。
これまで採用/転職/マーケティング関連のテーマを中心に1,000本以上の記事を執筆。

お問い合わせ先:
https://goo.gl/forms/gTHoBCEnmTwETMGT2

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