1. Alibabaニュース
  2. 2018.12.27

ビリビリ、中国のアニメーションマーケットブームを受け、Taobaoと提携


サブカルチャーに興味を持つジェネレーションZ世代を取り込むため、Taobaoとビリビリ動画は、両プラットフォームで抱える商品とクリエーターをつなげる取り組みを行うことを発表した。

ビリビリのトップページ

パートナーシップの一環として、アリババが持つマーケットプレイスでBilibiliのコンテンツクリエイターを紹介する。彼らは160万人以上のライターやインフルエンサーを持ち、さまざまな商品の記事やLive放送などのプロモーションコンテンツを制作している。
タオバオは、公式のマスコットやバーチャルアイドル、オリジナルドキュメンタリーやアニメコンテンツを商業化する支援を行う。

ビリビリは中国では「B站(B駅)」として知られ、アニメ、マンガ、ゲームなどの2次元キャラクターのファンが集まる「2D文化」の中心になっている。市場情報機関iResearchは、このコミュニティには3億5,000万人近くの人がいると推定している。
また、中国のアニメーション市場は昨年、約2,480億円に達し、2020年には3兆5860億円まで拡大すると予測されている。

オリジナルキャラクターのbilibili娘

「TaoBaoと提携することで若い世代の"娯楽と消費に対する膨大なニーズ"に応えることができる」

とビリビリのCEOルイ・チェン氏。

「淘宝網の巨大なプラットフォームと巧みなECサイト運営能力により、コンテンツ制作者が商業的成功を得るように支援し、より豊かなコンテンツコミュニティと商業化に焦点を当てたエコシステムを構築できるようになりました。このコラボにより、若者の創造性を奨励し、お互いの強みとリソースを活用して優れたコンテンツを生み出します」

と語っている。

上海を拠点とする同社は、ユーザーベースの82%が18歳以下だと3月に発表した。
最新の収益レポートによると、月平均アクティブユーザーは前比25%増の9270万人、サイト平均滞在時間は1日あたり85分に増加したというアニメファンが愛するコンテンツを多く扱うためにビリビリと協力することは、タオバオにとってショッピングコミュニティへの呼び水になり、売上高を高めることができる。

ビリビリはアニメなどに興味を持っているユーザーを1億人以上抱えており、その半数近くが1995年以降に生まれた世代。その世代は、アリババが行った12月12日のACG(アニメ、コミック、ゲーム)のセールで全売上の約半分を占める市場での原動力となり、昨年と比較して90%の成長を遂げた。

ビリビリのユーザーは、1995年以降に生まれた世代が中心

「コンテンツホルダーとコンテンツクリエイターの深い協力により、TaobaoはACGの大きな可能性を感じました」

とTaobao CEOのジアンファンは述べる。

「ビリビリが持つACG関連のユニークなオンラインハブと、ジェネレーションZ世代についてのデモグラフィックデータについて高く評価しています。それらを使って豊かなコンテンツと製品を若い世代にもたらしたいと考えており、我々は双方に相乗効果があると信じています」


一方で、Taobaoはコンテンツ商業化プラットフォームを立ち上げることを中国の国際漫画アニメーションフェスティバルで発表した。
新しいプラットフォームではTaobaoの中小企業経営者に大手IP保有者との協働ブランド化の機会を提供することを目的としているという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

アリババジャパンプレス編集部

執筆者紹介文:

アリババジャパンプレス編集部。
全国の中小企業経営者様向けに、有益な情報を掲載しています。
当サイトへの掲載をご希望の方は、下記にお問合せくださいませ。
aj-press@alibaba-inc.jp

Introduction

あわせて読みたい