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  2. 2019.02.04

製造業のクラウドワーク活用方法! クラウドワークとして委託できる業務とは


クラウドワークは外部の優秀な人材を活用できる手段であり、業務効率化や人件費削減を目的として導入されることが少なくありません。
そして政府が多様な働き方を推奨していることもあり、クラウドワークは社会からの注目度が高い働き方でもあります。

その一方で製造業の業務は基本的には現場でなければできない仕事が多いため、クラウドワークを活用するイメージはあまりないかもしれません。
しかしHP更新やITに関する業務など、製造業でもクラウドワークとして委託できる業務がいくつかあり、実際にクラウドワークを導入している製造業のケースもあります。

では具体的に製造業がクラウドワークとして委託できる業務にはどのようなものがあるのでしょうか。本記事では製造業がクラウドワークとして委託できる業務など製造業のクラウドワーク活用について紹介していきます。

クラウドワークとは

クラウドワークとは企業が専門的な技術を持つ個人にITを活用して業務の一部を委託することです。
ITスキルを有する人にとっては時間と場所の制約がなく働けるなどのメリットがあるため、多くのフリーランスが取り入れている働き方でもあります。

クラウドサービスの普及により文書などデータの共有が以前よりも容易になったこともあり、クラウドワークは多くの企業から注目を集めている働き方でもあります。
たとえばクラウドワークに取り組むフリーランスと打ち合わせが必要になったとしましょう。

依頼しているフリーランスが遠隔地に住んでいる場合、来社してもらうためには交通費などの経費がかってしまいます。
またフリーランスにとって移動時間は稼働時間が減ってしまうため大きな負担となります。しかしオンライン会議ツールを活用すればそういったコストもカットして、遠隔地でもお互いの顔を見ながら打ち合わせすることができます。

クラウドワークの導入はチャットツールやオンライン会議ツールなど、クラウドサービスを上手く活用することができれば、より効率的に業務を進めることに役立ちます。

製造業がクラウドワークとして委託できる業務とは

製造業がクラウドワークとして委託できる業務は冒頭で紹介したHPの作成・更新やデザインなどITに関する業務だけではありません。人事や経理などの間接部門の業務もクラウドワークとして委託することができます。
個人情報の取り扱いを含む業務の委託はセキュリティの問題などまだまだ難しいところもありますが、データ入力や資料作成などで、タスク単位であれば発注のハードルも低くなります。

そしてITに関する業務は専門的なスキルを持つ人材に任せた方が、スピーディーで品質が高いものを提供してもらえる可能性があります。
製造業の中小企業は総務など事務担当が兼務としてWEBサイトの更新や管理を担当していることが多く、ITに関して専門的なスキルを持つ人材が不足しているケースが少なくありません。

そういった状態で新規にWEBサイトやオウンドメディアの立ち上げが決定すれば社内は確実にリソース不足となってしまいます。

このような自社のリソースで対応できる範囲を超える業務量が発生した際に、クラウドワークは役立ちます。短期的に業務を依頼すれば、新規採用することなくIT人材のリソースを活用することができるからです。

製造業のクラウドワーク導入によって期待できること

近年は高齢化や人口減少に伴って、労働力が不足している製造業の企業が少なくありません。クラウドワークの導入は労働力不足という多くの製造業の企業が抱える課題の解消に役立つ可能性もあります。

なぜなら部分的にでも業務をクラウドワークとして委託することで、社員の負担を減らして最適な業務に取り組んでもらうことができるからです。
遠隔でもできる仕事はクラウドワークに委託して、現場にいる社員には現場でしかできない仕事に注力してもらう、という業務の振り分けも可能となります。
そしてクラウドワークは上手く活用すれば専門的な技術を有する個人のリソースを活用できるため、自社になかった新たな技術を導入する際にも役立ちます。

またクラウドワークの活用は特殊な技術を有するシニア世代や、子育てなどを理由に働きに出ることができない女性に活躍の機会を与えることにもなります。
製造業の企業がクラウドワークを活用することは、社会貢献につながる可能性もある取り組みだといえるでしょう。

製造業の中小企業によるクラウドワークの活用事例

製造業の中小企業がクラウドソーシングの導入を検討する際は、既にクラウドソーシングを活用している事例から学ぶことも大切です。
では次に、般社団法人クラウドソーシング協会が公開している「クラウドソーシング導入事例」を参考に、製造業の中小企業によるクラウドソーシング活用事例を見ていきましょう。

【活用事例1】株式会社林製作所/3Dプリンタ技術を用いたデザイン作成にクラウドワークを活用

株式会社林製作所は精密板金加工業を行う会社です。主に精密板金加工の技術を用いて、顧客から依頼された部品を制作しています。同社は新規事業として3Dプリンタと自社で製作している金属フレームのパッケージ化に取り組むことを決定しました。
しかしプロジェクトを進める中、3Dプリンタでデータを作成できる人材がいないという課題にぶつかります。

そこで同社はクラウドワークで3Dプリンタの技術を持つ個人に業務を委託。結果的に発注内容以上のデータが納品され、新規事業の発展に活路を見出すことに成功しています。

【活用事例2】有限会社岩井製作所/海外市場のマーケティング調査のためにクラウドワークを活用

有限会社岩井製作所は産業用機器や医療用機器の部品の組み立てを行っている会社。歯科機器部品の受注が多く医療機器製品製造分野に強みがあります。
同社は世界市場への進出へ向けた事業活動をスタートするも、海外展開へのアプローチ方法に模索していた時期がありました。
そんな時期にコンサルタントのアドバイスがきっかけとなり、クラウドワークの活用を開始しています。

クラウドワークとして委託したのは海外の市場調査やDMの文書作成及びターゲットリストの作成。国内ではなく海外の現地で活動してくれる個人ともつながることができ、クラウドワークの導入で自社にはなかったリソースを獲得することに成功しています。

まとめ

製造業の事例からも分かるようにクラウドワークは上手く活用すれば、自社にない技術やノウハウを事業に取り入れることができる。
製造業の中小企業であれば、WEBやマーケティング、製造に関するデータ作成など、タスク単位で発注するという使い方もすることができます。

国内のクラウドワーク導入に活用できるWEBサービスとして代表的なものにクラウドワークスとランサーズがあります。
これらは共に国内でもトップクラスの規模のクラウドソーシングサイトですが、クラウドワークスはモノづくりに特化したクラウドワークの仲介サービスとして、メイカーズワークスも提供しています。

こういったWEBサービスを活用すれば特別な人脈がない企業でも、スムーズに自社にクラウドワークを導入することができます。
自社に新たな技術やリソースが必要となった際は、クラウドワークの活用を選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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斎藤 千也/ライター

執筆者紹介文:

兵庫県出身のライター(フリーランス)。
会社員時代は主に人材派遣業界で営業や管理職として勤務。
2015年からライターとしての活動を開始。
これまで採用/転職/マーケティング関連のテーマを中心に1,000本以上の記事を執筆。

お問い合わせ先:
https://goo.gl/forms/gTHoBCEnmTwETMGT2

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