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  3. 2019.04.12

クラウドワークの導入前に! 製造業がクラウドワークを導入するメリットとデメリットを理解しよう


クラウドワークとはクラウドサービスを利用しながら、遠隔で仕事をするワークスタイルですが、働き方改革においても注目されている、新しい働き方の一つです。
クラウドワークはIT業界で取り入れられているイメージがあるかもしれませんが、製造業も無関係ではありません。

IT技術は製造業の事業で欠かせないものとなってきており、多様な働き方を実現する際にもクラウドワークは有用な選択肢となるからです。

しかしクラウドワークを導入の検討にはメリットだけでなくデメリットについて理解することが大切です。
そこで本記事では、製造業がクラウドワークを導入するメリットとデメリットについて紹介します。

製造業がクラウドワークを導入するメリットとは

クラウドワークの導入が上手くいけば、様々なメリットが期待できます。
まずは製造業がクラウドワークを導入するメリットにはどのようなものがあるのか、順番に見ていきましょう。

・人手不足の解消
製造業がクラウドワークを導入する最も大きなメリットの一つに人手不足の解消があります。
クラウドワークを活用すれば結婚や出産などを理由に出社できない人にも活躍する機会をつくることになるからです。

・遠方の人材の活用
距離に関係なく、外部人材の活用もできるようになります。
近年では男性が家庭に入るケースも珍しくありませんが、クラウドワークを導入すれば専業主婦など短時間しか働けない人材にも活躍してもらえる可能性があります。

・離職率の低下が期待できる
クラウドワークで対応できる業務は間接業務やIT系など限られていますが、クラウドワークの導入は優秀な人材の確保と離職率の低下も期待できます。
クラウドワークの導入は柔軟な働き方の実現にもつながるからです。

・人件費の最適化
クラウドワークを希望する人材は柔軟な働き方を希望する人が少なくありません。
そのためクラウドワークを導入すればフルタイムの正社員を雇用するよりも人件費を最適に抑えることができる可能性があります。
特に子育て中の女性の場合、週に3日勤務や短時間勤務など家庭の状況に応じた希望を持っていることが多くなります。
クラウドワークは企業と柔軟な働き方を希望する労働者の双方に、メリットがある働き方だといえるでしょう。

・事業所の規模に関わらず多くの人材を活用できる
クラウドワークには事業所の規模に関わらず多くの人材に活躍してもらえるというメリットもあります。
クラウドワークが社内に浸透すれば、雇用する人数に応じて社内に専用のデスクや椅子などのスペースを用意する必要がなくなるからです。

製造業がクラウドワークを導入するデメリットとは

クラウドワークは導入が上手くいけば様々なメリットが期待できる反面、考慮すべきデメリットも存在しています。
では次は製造業がクラウドワークを導入するデメリットについて見ていきましょう。

・運用の見直しが必要となる
製造業がクラウドワークを導入するデメリットの一つに、業務の運用を大きく見直す必要が生じることがあります。
クラウドワークで働く従業員へのPCの貸与や、社外からアクセスできる社内情報の範囲についても考慮しなければいけません。

・情報漏えいのリスクが高まる
クラウドワークは基本的に社外で業務を任せることになります。
そのため情報漏えいリスクの対策についても検討しなければいけません。
情報漏えいリスクの対策としてはセキュリティソフトの導入や、機密情報の取り扱いについてルールを定めることなどがあります。

・期待する成果にすぐつながるとは限らない
クラウドワークを導入しても、期待する成果にすぐにつながるとは限りません。
そして成果を期待するなら誰にどの範囲の業務を任せるのか、慎重に取り決めなければいけません。
従業員が自宅作業で最適なパフォーマンスを出せるように、最適なクラウドサービスを導入するなど環境を整える必要もあるといえるでしょう。
クラウドワークは人材のリソースを有効活用できるワークスタイルではありますが、自社に最適な運用を確立するまで、何度かの見直しも必要となることも想定しておかなければいけません。

クラウドソーシングの利用価値とは? 製造業のクラウドワーク導入事例

ここまで紹介してきたようにクラウドワークの導入には多少のデメリットもありますが、上手く導入できれば結果的にはメリットの方が大きくなります。

そして先に述べたように、クラウドワーク導入では誰に何を依頼するのかが重要です。
クラウドワークなら社内の人材だけでなく、クラウドワークに慣れている外部人材に業務を依頼することもできます。
クラウドワーク導入においては、外部人材の活用も検討しておきたいテーマの一つだといえるでしょう。

そして外部人材を効率的に活用する手段の一つとして、クラウドソーシングがあります。
クラウドソーシングとは、クラウドワークに取り組むフリーランスと企業をプロジェクト単位でマッチングすることができるサービスです。
クラウドソーシングは突発的なタスクを依頼することもできるため、繁忙期などで自社のリソースが不足してきた際は検討する価値があります。
ここからは、クラウドソーシング活用推進コンソーシアムの「中小企業のクラウドソーシング活用事例集」から、製造業のクラウドワーク導入事例を見ていきましょう。
 

【事例1】クラウドソーシングにて自社ギャラリーのキャッチコピーを募集

卸売業(非鉄金属スクラップ)を営むA社は、リサイクル事業の一環として地元アート団体とのコラボ事業を手掛けています。
そんなA社はクラウドソーシングで、コラボ事業で活用する自社ギャラリーのキャッチコピーを依頼。
企業の趣旨にマッチしたキャッチコピーを採用することに成功しています。
クラウドソーシングを通してコピーライターのリソースを上手く活用できた事例の一つです。
 

【事例2】会社案内のパンフレットリニューアルでクラウドソーシングを活用

D社は金属プレス設計・加工を営んでいる製造業の企業です。
D社は会社案内のパンフレットのリニューアルにおいて、複数のアイディアから最適なものを採用したいと考えました。
そこでD社はクラウドソーシングを活用して、様々なパンフレットのリニューアル案を募集することを決定します。
その結果、短期間で様々なリニューアルの提案を受けることができました。
最終的には自社に最適な提案をしてくれる人材に業務として依頼をすることで、パンフレットのリニューアルを成功させています。


このようにクラウドソーシングは、パンフレットのリニューアルなど、プロジェクト単位で業務を発注できるという特徴があります。
クラウドワークはクラウドソーシングの活用を前提とした場合、状況に合わせて柔軟に外部リソースを活用することができます。

まとめ

クラウドワークの導入は人手不足によるリソース不足を解消できる可能性がある施策です。
そしてクラウドワークは、多様性がある働き方を実現するためにも有用なワークスタイルでもあります。
クラウドソーシングを利用すれば外部リソースを効率的に活用することもできるため、製造業の企業においても検討する価値は充分にあります。

しかしクラウドワークの導入には誰に何を依頼するのかという見極めが大切です。
ルールをしっかりと定めていなければ情報漏えいリスクが高まるなど、デメリットもあるからです。
製造業のクラウドワーク導入においては、デメリットも考慮した社内における十分な協議が必要だといえるでしょう。

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斎藤 千也/ライター

執筆者紹介文:

兵庫県出身のライター(フリーランス)。
会社員時代は主に人材派遣業界で営業や管理職として勤務。
2015年からライターとしての活動を開始。
これまで採用/転職/マーケティング関連のテーマを中心に1,000本以上の記事を執筆。

お問い合わせ先:
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